自分でできるベランダ詰まりの解消法はありますか?

軽度な詰まりであれば、DIYで対応できます。以下の手順で試してみてください。

対処法(自分でできる範囲)

  1. ■排水口のフタ・ネットを外す(ある場合)

  2. ■手やトングでゴミ・葉・泥を取り除く

  3. ■柄の長いブラシやワイヤーで排水管内を掃除する

  4. ■バケツで水を流し、正常に排水されるか確認

  5. ■水が溜まるようなら、ホースで水圧をかけて押し流す

 

ポイント:ゴミが「奥に入り込んでいる」「固形化している」場合、ワイヤー式の排水クリーナーを使うと効果的です。

ベランダの詰まりを予防するにはどうすればいい?

定期的な掃除とゴミ防止対策が有効です。

予防法の例

 

  • 月に1回は排水口をチェック・清掃する

  • 排水口に「ゴミ受けネット」や「ドレンカバー」を取り付ける

  • 植木鉢の下に受け皿を置き、土が流れないようにする

  • ベランダ掃除時に水を流しすぎない(砂が流れやすいため)

  • 洗濯機排水のフィルターをこまめに掃除する

 

少しの工夫で詰まりを未然に防げるので、習慣化することをおすすめします。

屋外の排水溝があふれるのは、やっぱり詰まりが原因ですか?

はい、多くの場合「排水溝や排水マスの詰まり」が原因です。
排水溝には雨水・庭の水・洗車後の水などが流れ込みますが、それと一緒に泥・落ち葉・雑草・砂・ペットの毛・生活ゴミなどが入り込み、徐々に溜まっていきます。
排水マスやU字溝に堆積したゴミが水の流れを塞ぎ、大雨のときにあふれてしまう現象が起こるのです。
あふれた水が建物の基礎や玄関に流れ込むと、シロアリや構造腐食の原因になることもあります。

詰まりの原因としてよくあるものは何ですか?

以下のような自然物や生活ごみが混在して詰まりを引き起こします。

主な原因 説明
落ち葉・枯れ枝 秋冬に風で飛んできた葉が排水口をふさぐ
砂・土・泥 雨水に混ざって排水マスや溝に堆積
雑草の根 側溝の隙間から侵入して根を張る
ゴミ(ペットボトルのフタなど) 子どもやペットの落とし物などが詰まる
ペットの毛 洗った際に流れて詰まりやすい
洗車・掃除による油や洗剤 ベタついた汚れが排水パイプに蓄積

特に、泥と落ち葉が混ざって固まった状態になると、簡単には水が通らなくなります。

詰まりを放置するとどうなりますか?

想像以上に深刻なトラブルにつながる可能性があります。

  • 雨水があふれて玄関・庭・駐車場が冠水する

  • 水が流れないことでコケ・虫(ボウフラ)の発生

  • 排水マスの中で水が腐敗して悪臭が発生

  • 水の流れが滞ることで建物の基礎が湿気にさらされ劣化

  • アパート・マンションでは住人トラブルや賠償責任につながることも

 

「水が流れにくいな」と感じたら、すでに何らかの詰まりが起きている可能性があると考えましょう。

詰まりが取れない場合はどうすれば?

専門業者に依頼して、配管内部や地中の詰まりを除去してもらいましょう。

以下のような状況はプロの対応が必要です:

  • 配管の奥で泥が固まっている

  • 高圧洗浄が必要なほどの詰まり

  • 木の根が配管内に入り込んでいる

  • 排水マスが破損・沈下していて水が流れない

  • 何度も同じ場所が詰まる(構造的な問題)

 

費用目安(業者):

内容 価格の目安
排水溝の清掃(手作業) 10,000円~
排水マスの高圧洗浄 30,000円~
配管修理・交換 100,000円~(内容により大きく変動)

※ 必ず見積もりを事前に確認しましょう。

屋外排水溝の詰まりを予防するには?

定期的な清掃+物理的なカバーでの対策が効果的です。

? 予防策チェックリスト:

  • □ 月1回のグレーチング掃除・排水マスチェック

  • □ 落ち葉が多い時期(秋)は週1回の清掃

  • □ グレーチングの上に落ち葉防止ネットを敷く

  • □ 泥や砂が流れやすい場所は水流を弱める工夫(庭や砂利敷きに)

  • □ ペットや子どもが排水口にゴミを入れないよう注意

 

ちょっとした意識で、高額な修理工事を未然に防ぐことができます。

お風呂つまりの修理業者の選定ポイント

つまりの修理業者を選ぶときは、「価格だけ」ではなく信頼性・対応力・実績などをしっかりチェックすることが大切です。

 

1. 料金体系が明確か

  • 「○○円~」ではなく、作業前に明確な見積もりを提示してくれるか確認。

  • 出張費・夜間料金・作業後の追加費用の有無を事前に聞く。

 

 

2. 口コミ・評判の確認

  • Googleマップ、エキテン、くらしのマーケットなどのレビューサイトをチェック。

  • 「高額請求された」「態度が悪い」といった口コミがないかも見ておく。

 

 

3. 水道局指定工事店かどうか

  • 各自治体が認定した「水道局指定工事業者」は技術と法的な信頼性が高い。

  • 公式サイトで業者名を検索可能です。

 

 

4. 緊急時の対応力(受付時間・到着時間)

  • 24時間365日対応しているか。

  • 電話での受付対応が丁寧か、到着までの時間を正確に伝えてくれるかも重要。

 

 

5. 実績や専門性があるか

  • トイレ修理に特化している、水道修理専門業者であるか。

  • トイレ以外のリフォームや営業を無理にすすめてこないか確認。

 

 

6. 保証やアフターサービスの有無

  • 修理後の保証(再発時の無料対応など)があるかどうか。

  • 明確に「保証あり」と書いてある業者のほうが安心。

 

 

7. 地元密着 or 全国展開か

  • 【地元業者】すぐ駆けつけられる/柔軟な対応/価格が比較的安い

  • 【全国チェーン】一定の基準や研修あり/ただし中間マージンが発生することも

和式トイレの詰まり

基本的な原因は洋式と同じですが、構造が異なるため対処法に少し違いがあります。以下に、和式トイレ特有の詰まりの原因と対処法を詳しくまとめました。

 

【STEP1】まずは水を流さず様子を見る

  • 水を流し続けると逆流やあふれの原因になるため、一度静かに観察。


【STEP2】ラバーカップ(和式用)を使用

ポイント:

  • 和式用は底が広く、和式トイレの形状にフィットしやすいタイプを使用。

  • 水をある程度張って、押すより引く力でつまりを吸引する。

手順:

  1. ラバーカップをしっかり排水口に密着させる

  2. ゆっくり押して勢いよく引く

  3. 数回繰り返して水が流れるか確認


【STEP3】バケツの水で流す(勢いで押し流す)

方法:

  • バケツに水を入れ、高い位置(50cm前後)から一気に流す

  • 詰まりが軽い場合、水圧で流れることも


【STEP4】お湯+中性洗剤で分解を促す

方法:

  1. 食器用洗剤をコップ1杯注ぐ

  2. 40~50℃のぬるま湯を入れる(熱湯は厳禁)

  3. 30分~1時間放置後、バケツ水で流して確認


【STEP5】ワイヤーブラシ(トーラー)を使う

特に効果的なケース:

  • 便器の奥や曲がりくねった排水管に詰まりがあるとき

  • 異物混入や尿石蓄積に有効

※DIYが難しい場合は、無理せず業者に依頼を


【STEP6】高圧洗浄 or トイレ本体の取り外し(業者対応)

  • 排水管の奥や屋外の排水マスに原因がある場合は、高圧洗浄機が必要。

  • 落とし物が原因で便器内に残っている場合は、便器を取り外す必要も。


? 注意点(和式特有)

  • 和式トイレは配管が「曲がりくねっていて細い」ことが多く、詰まりやすい構造です。

  • 洋式トイレと違い、ラバーカップの密着が甘いと効果が出にくいので、専用のもの(和式対応)を使うことが重要です。

トイレのタンクがつまる場合

トイレの「タンクが詰まる」という症状は、少し特殊で、排水管の詰まりとは別のメカニズムが関係しています。

よくある症状

  • レバーを回しても水が出ない(流れない)

  • タンクに水がたまらない(または時間がかかる)

  • チョロチョロとしか流れない

  • 水が出る音はするが便器に流れない

 

DIYでの対応手順(軽度の場合)

  1. 止水栓を閉める
     → タンク横や壁際にあるマイナスドライバーで閉められるバルブ

  2. タンクの蓋を開ける
     → 手で簡単に外れるタイプが多い(蓋が重い場合注意)

  3. 浮き球・レバーの動作を確認
     → チェーンが外れていないか、浮きが上下するか確認

  4. フィルターの掃除(ボールタップ付近)
     → ホース接続部に網目のフィルターがあり、汚れで詰まっていることあり

  5. 問題がある部品を交換(DIY可)
     → ホームセンターで「ボールタップ一式」「ダイヤフラム」「フロートバルブ」など購入可能(1,000~2,000円程度)

 

プロ対応が必要な場合

  • タンクの下部や給水管からの水漏れ

  • タンクと便器の接合部の内部詰まり

  • 水道管自体の水圧低下や鉄サビ詰まり(マンションなどでよくある)

  • タンクが一体型で分解が難しいタイプ(タンクレスも含む)

大掛かりな詰まり工事費用が知りたい

以下にケース別の費用相場をわかりやすくまとめました。

工事内容 相場価格 内容の説明
高圧洗浄(屋外排水管) 40,000円~ 排水マス・排水管内部に高圧水で詰まりを除去
便器の取り外し・異物除去 30,000円~ 便器を取り外して奥の異物を取り除く
排水管の一部交換(1~2m程度) 60,000円~ 破損した排水管の部分的な取り替え
床のはつり作業(タイル・コンクリート) 100,000円~ 床を壊して配管を露出させる工事
排水マスの交換 80,000円~ 老朽化した排水マスを新しいものに交換
排水管全体の入れ替え(10m以上) 200,000円~ 傾斜不良や腐食のある排水管を全体交換

追加費用としてかかることがあるもの

内容 追加費用の目安
出張費 0~5,000円(無料の業者もあり)
夜間・休日料金 +5,000~15,000円
処分費・復旧作業費 +5,000~20,000円
調査費(カメラ点検など) +10,000円前後

大掛かりな詰まり修理の流れ

  1. 排水の流れが極端に悪くなった/逆流する

  2. 高圧洗浄を試す → 効果がない

  3. 排水マスの内部を確認し、詰まり or 破損発見

  4. 土を掘り、排水管を交換(1日~2日)

  5. 復旧・埋戻し・清掃まで対応

 

 

キッチン排水管のつまりの原因ついて

キッチンの排水管が詰まる原因は、日常的に流している油・食べカス・洗剤のカスなどが主な要因です。以下に詳しくまとめます。

原因 詳細・解説
油脂(油・ラード) 調理中に出る油が冷えて固まり、排水管内に付着。冬場は特に詰まりやすい。
食べカス 米粒・野菜の切れ端・麺類などが流れ、ぬめりと混ざって固形化する。
洗剤・石鹸カス 界面活性剤が油分と結合し、粘着質のスラッジに変化。流れを妨げる。
排水トラップの汚れ S字トラップやジャバラホースに汚れが蓄積。悪臭や流れの悪化の原因に。
排水パイプの傾斜不良・たるみ 水の流れが滞り、汚れが溜まりやすくなる。施工不良や経年劣化で発生。
排水マス(屋外)の詰まり 屋外のマスに油やゴミが蓄積し、配管全体の詰まりにつながる。
異物混入 ラップ・ビニール片・小さなスプーンなど異物が排水管内に落ちて詰まる。

詰まりやすい場所(優先順位)

  1. シンク下のジャバラホースや排水トラップ

  2. キッチンから屋外へつながる排水管の途中

  3. 屋外の排水マス(油が固まりやすい)

 

補足:こんな症状があれば詰まりのサイン

  • 水を流すとゴボゴボ音がする

  • 排水がゆっくりになった

  • シンク下から悪臭がする

  • 水が一時的に逆流することがある

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